2006年11月24日(金)
インフレは依然として上方リスクが高い、ECB理事
[要人発言]
ECBのゴンザレス=パラモ理事は24日、マドリッドで開かれたビジネス会議でスピーチ、欧州のインフレは依然として上方リスクが高いとの認識を示した。2006年、07年共にインフレはECBが適正とする年率2%を上回る可能性が高く、ECBは引き続き「強い警戒感を維持する(strongly vigilant)」と、従来の主張を繰り返した。
インフレのリスク要因として、ドイツの増税とエネルギー価格の再上昇を挙げ、「ECBは物価の安定のためにどんなことでも行う」と、追加利上げの可能性を示唆した。
Posted by 松