2008年10月02日(木)
失業保険申請件数は前週から1,000件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した9月27日までの週の失業保険新規申請件数は49万7000件となった。労働市場の好不調のバロメーターとみなされる40万を10週間連続して超え、2001年9月29までの週以来の高水準を更新。市場予想も上回った。
ただ、前週比較は1000件のプラスで、20日までの週に3万8000件増となったのからは大きく伸び悩んだ。また、労働省のアナリストはハリケーン「グスタフ」と「アイク」による影響を除けば約44万件に縮小と指摘している。なお、前週の申請件数は速報段階での49万3000件から49万6000件に改定となった。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は47万4000件だった。前週時点での46万2500件(速報値で据え置き)を上回り、これで9週連続の40万台。2001年10月以来の高水準と伝わっている。
Posted by 直