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2006年11月02日(木)

インフレはピークを過ぎた、フィッシャー・ダラス連銀総裁
  [要人発言]

フィッシャー・ダラス連銀総裁は2日、ニューヨーク・
ビジネスエコノミクス協会で講演を行い、
国内のインフレーションはピークを過ぎたとの見通しを示した。

データを見る限り向こう半年から一年の物価上昇トレンドは
ピークに達しており、この先は軟化するという。
もっとも、絶対的な水準は依然として自身が適切と
思うところよりも高い、とも述べている。

住宅市場に関しては、大幅な調整局面にあるとの認識。

インフレは更に低下する必要があるとする一方で
労働コストの上昇が気がかりとも述べている。

インフレが沈静化すれば、FEDの政策決定にも
柔軟性が広がるともかたった模様。

フィッシャー総裁は現在、FOMCの投票メンバーではない。

以下はダラス連銀のホームページより抜粋。
詳しくはタイトルをクリックしてください。

--- From my perspective, the Dallas Fed's Trimmed Mean measure is especially helpful because it is designed to forecast the underlying trend in overall consumer price inflation six months to a year ahead. From the numbers I just mentioned, I draw two conclusions. First the good news: It is possible that the trend in overall consumer inflation has peaked and is finally heading lower. Next, the not-so-good news: The overall inflation trend remains at a level above my comfort zone. I am encouraged by the change in direction of trend inflation, and I hope that in the future my CEO and CFO contacts will be telling me that the competitive forces of globalization have kept their pricing power limited or nonexistent.

Posted by 松   

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