2006年11月13日(月)
ナイジェリアで大規模スト再開の恐れ
[エネルギー]
ナイジェリアの2大石油労働者組合、ナイジェリア石油天然ガス上級職員組合(Pengassan)と
石油天然ガス労働者組合(Nupeng)は13日、近く大規模なゼネストを再開する可能性があるとの
警告を発した。管理職の組合であるPengassanの幹部が通信社のインタビューに答えた。
組合は油田地帯の治安確保やパイプラインの警備、国営石油企業の民営化反対などを要求して
9月13日から3日間の予定でストを行ったが、政府が治安悪化を憂慮する旨の声明文を出す
ことなどで一旦は折り合いが付き、2日目ですとは中断された
しかしこの幹部によると、現時点で政府からいまだに声明文が発表されておらず、
スト回避のための合意事項がまったく守られていないという。このままの状況が続けば
ストを再開することになり、一度再開すれば、誰の声にも耳を貸すことなく
(ストを)行い続けると強く警告している。
Posted by 松