2006年11月14日(火)
価格次第では追加減産を検討、クウェート石油省高官
クウェート石油省高官は14日、もし石油価格が現在の水準にとどまるようなら、次回の
OPEC臨時総会で追加減産を検討することになるとの見解を示した。先の湾岸協力会議
(GCC)の席において、加盟国が現在の価格水準を再評価する必要があるとの結論に
至ったという。またGCC諸国は55-60ドルを妥当な価格水準と見ているとも語った。
クウェートのアルサバー石油相は、このGCC会議の場で記者団に対し「市場はバランスが
取れており、(追加減産の)必要はないと語り、相場急落の引き金となったばかり。
会議の席上でこの発言について他の加盟国からこっぴどくやられたのでは、
と推測したくなる方針の転換だ。
Posted by 松