2019年11月21日(木)
19/20年世界砂糖生産見通し、下方修正で前年から減少・USDA
[砂糖]
米農務省(USDA)は21日に年2回の世界砂糖需給報告を発表し、2019/20年度の生産見通しを1億7414万トンと、5月時点での1億8073万4000トンから引き下げた。この結果、前年の1億7989万2000トン(修正値)から減少し、3年ぶりの低水準になる。ブラジルを3200万トンから2935万トンに引き下げ、これも下方修正に伴って僅かにも前年割れの見方に転じた。インドは前年比14.6%減の2930万トンとみており、従来の3030万5000トンから下方修正。欧州連合(EU)、タイも引き下げた。
2019/20年度世界消費は1億7468万4000トンの見通しで、5月時点での1億7644万9000トンからやや下方修正修正、前年に比べて0.8%増加になる。最大のインドは3.6%増加して2850万トンになるとの見通しを維持した。中国も前年比横ばいの1580万トンで修正なし。一方、EUは1850万トンから1860万トン、米国を1104万5000トンから1100万トンに修正した。
貿易に関すると、2019/20年度の輸出見通しを5772万7000トンから5514万8000トンに引き下げた。前年との比較で0.5%増加。ブラジルの輸出予想を1862万トンとし、従来の2085万トンから下方修正したため、前年から5%減少の格好になる。タイも1190万トンから1050万トンに下方修正したが、前年比プラスの見方は維持した。輸入は5131万7000トンから5105万7000トンに小幅引き下げた。しかも、前年の推定を5106万7000トンから5200万8000トンに上方修正したため、減少見通しにシフト、2年連続ダウンになる。中国を3000万トン引き下げて400万トンとし、米国も292万トンから286万6000トンに下方修正した。
USDAはこのほか、2019/20年度の期末在庫が4958万トンになると予想し、従来の4783万6000トンから引き上げたが、、3年ぶりに5000万トンを下回る見方には変わらない。インドや中国を下方修正、タイは引き上げた。
Posted by 直 11/21/19 - 17:18



