2008年10月08日(水)
債券:利下げより供給に注目、相場の足かせに
[場況]
10年債利回り:3.64↑0.14
債券は続落。欧米の協調利下げよりも、米財務省の国債入札計画の発表が注目を集め、売りの展開に至った。取引の早い段階では前日の買いの流れが緊急利下げを背景にさらに速まったほどである。ただ、前日にはコマーシャルペーパーの購入制度設立を決め、本日の利下げで金融や景気などを巡る不透明感が徐々に薄れることを見越してじわりと売りが膨らんだ。さらに、財務省の入札実施決定が供給過剰懸念を強めて売りに弾みがついた。
入札は2005年2月と今年2月に発行した10年債のリオープンとなることから、特に中長期債相場が弱気の展開である。長期金利の指標10年債利回りは3.4%台に下がる場面もあったのが、早々に上昇にシフト。利回り曲線に着目した動きも手伝って、昼過ぎには3.8%を上抜けている。ただ、株式相場の不安定な動きなどが下支えし引けにかけてやや伸び悩んだ。
Posted by 直 10/8/08 - 18:03



