2021年10月12日(火)
ラニーニャ現象発生の見通し、警戒に引き上げ・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は12日付のリリースで、ラニーニャ現象発生の見通しを従来のWatch(監視)からAlert(警戒)に引き上げた。熱帯太平洋の水温低下が続いており、南半球の夏にかけてラニーニャ現象の状態が続く可能性を示すモデルが増えていることが背景にあるという。ラニーニャ現象によってオーストラリア北東部から東部にかけて春と夏に平均以上の降雨になる可能性が高まる。また、東南アジアや南アフリカの降水量も平均を上回る傾向になり、一方、アルゼンチン、ブラジル、欧州、米国南部では乾燥が進む。
気象局によると、現時点でほとんどの海洋及び大気の指標が、エルニーニョ・南方振動(ENSO)は中立状態を続けていることを示しているが、一部はラニーニャ現象に近い状態にあるとシフトし始めた。太平洋中部の海面水温は中立の水準にあるものの、水面下の平均以下の水温によりここ3ヶ月間で低下基調にある。当局が監視する7つの国際モデルのうち6つが11月以降にラニーニャの基準に到達することを示しているという。
Posted by 直 10/12/21 - 09:18



