2021年10月18日(月)
EU砂糖生産見通し若干引き上げ、前年から7.7%増加・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)27ヶ国の2021/22年度砂糖生産見通しは1659万トンと、前年から7.7%増加、また従来の1580万トンから若干引き上げとなった。フランスやドイツ、ポーランドを中心に害虫被害が減ったのが背景にある。ただ、前年比プラス転換でも、2019/20年度の1704万トン(修正値)に比べるとダウン。
生産の大半を占めるビート糖が1556万5000トンから1635万5000トンに上方修正となった。前年との比較で7.9%の増加。フランスでは減反となりながらも、イールド改善によって、生産はほかのEU諸国に比べて最大の増加予想となった。ドイツの作付も当初予想を若干上回ったという。ただ、夏場の多雨と気温低下の影響から多くの生産地でビートの糖分が低くなっており、最終的な生産は今後の天候次第と指摘した。ポーランドは4月の冷え込みや5-6月の大雨が響いて下方修正になった。
2021/22年度砂糖消費は前年比1.2%増の1690万トンの予想で、従来の1675万トンから修正となった。前年に新型コロナウィルス流行の影響から外食の機会が大きく落ち込み、家庭内での消費増加でも相殺しきれなかったのから回復といっても小幅にとどまる。消費者や医療当局の圧力によって食品メーカーが飲食品の糖分を削減していることも消費増加を抑える一因としている。輸出見通しは100万トンから130万トンに小幅上方修正、前年から4%増加。期末在庫は116万トンの従来予想から141万5000トンに引き上げとなった。前年から38.1%増加の見通しになる。
Posted by 直 10/18/21 - 08:40



