2021年10月28日(木)
7-9月期GDP速報値は前期比2.02%の増加、予想下回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 21年3Q | 21年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑ 2.02% | ↑6.73% | ↑ 2.4% | |
| 個人消費 | ↑ 1.58% | ↑12.04% | ||
| 国内投資 | ↑ 11.70% | ↓3.93% | ||
| 物価指標 | ||||
| >GDPデフレーター | ↑ 5.71% | ↑6.07% | ↑ 5.5% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑ 5.26% | ↑6.46% | NA | |
| >>コア | ↑ 4.48% | ↑6.12% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期から2.02%増加した。2020年7-9月期から連続の増加となるが、伸び率はこの5-四半期で最少、市場予想も下回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は1.58%の増加と、前期に10%を超える増加だったのから伸び悩んだ。耐久財は26.17%の減少と、2008年10-12月期以来の大きな落ち込みとなった。非耐久財は2.57%、サービスは7.85%それぞれ増加したが、揃って前期より小幅プラスにとどまった。
設備投資は1.78%の増加と、個人消費支出と同じく前期より小幅増加にとどまった。建造物は7.21%と2-四半期連続の減少、前期以上のマイナスとなった。機器が3.21%のマイナスに転じる一方、知的財産権は12.23%増加した。住宅投資は7.68%の減少、2-四半期連続だが、マイナス幅は縮小した。在庫投資は777億ドルの減少と、前期より小幅減にとどまった。
貿易収支は1兆3117億ドルの赤字と、過去最大の赤字幅を更新した。輸出は2.53%と、2-四半期ぶりに減少。輸入は6.05%の増加となったが、前期より低い伸びにとどまった。
政府支出は0.76%の増加に転じた。連邦政府が4.72%減少した一方、地方政府は4.37%の増加となった。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から5.26%の上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は4.48%上昇した。いずれも前期より低い伸びとなった。前年比にすると、PCEが4.26%上昇、コアは3.61%の上昇と、前期時点での伸び率を上回った。
Posted by 松 10/28/21 - 08:41



