2008年10月15日(水)
債券:景気後退のシナリオで買いモード戻る
[場況]
10年債利回り:3.95↓0.13
債券は急反発。景気後退のシナリオを支える経済指標や連銀高官が相次ぎ、短期債を中心に買いモードに戻った。朝方から小売売上高、ニューヨーク連銀景気指数が揃って予想を下回るのを背景に安全資産を求める空気が広がっている。昼にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の慎重な景気見通し、午後に地区連銀経済報告と不安をおあるニュースは続き、相場は一段と強含んだ。
短期債は朝方から買いが先行し、午後は一段と弾みがついた。この結果、先週末と前日の2日間に売られた分をほとんど戻している。一方、長期債は昼間で売りの展開。景気不安でも9月の生産者物価コア指数が予想以上だったのが響き、利回り曲線に着目した売りも出たためである。しかし、午後に入ってから買いにシフトし、取引終盤にはピッチも加速。10年債利回りは朝方に4.1%をつけるところまで上昇していたのが、引けでは4%を割った。それでも、2年債との利回り格差は2.4ポイントに拡大。2004年以来の大きなギャップと伝わっている。
Posted by 直 10/15/08 - 18:01



