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2022年03月04日(金)

21/22年世界穀物生産見通し、220万トン上方修正・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、世界の2021/22年度穀物生産見通しを27億9560万トンと、2月時点での27億9340万トンから220万トン引き上げた。コーンとコメの上方修正が背景にあるとコメント。世界生産は前年に比べて0.7%、3年連続増加となり、過去最高を再び更新する。

雑穀生産は15億70万トンから15億90万トンに引き上げた。前年に比べると1.2%増加。欧州連合(EU)、インドのコーンの上方修正が雑穀全体を押し上げたが、スーダンの雑穀下方修正によって引き上げ幅が限られたことを認識した。小麦は7億7560万トンから7億7540万トンに僅かにも引き下げた。前年との比較にすると0.1%、3年ぶりの減少になる。EUやイラク、パラグアイを下方修正した。

2021/22年度の世界消費は28億160万トンの見通しを示し、前年比較にすると1.5%増加、過去最高も更新するが、従来の28億510万トンから引き下げた。小麦消費を7億7580万トンの従来予想から7億7280万トン、300万トン下方修正したためである。インドの消費が輸出増加に伴って細るとの見方を示した。世界の小麦消費は前年比1.5%増加になる。雑穀消費も15億960万トンから15億880万トンに引き下げた。前年からは1.4%増加。

2021/22年度世界穀物貿易見通しは4億8130万トンから4億8400万トンに引き上げた。前年から0.9%、3年連続増加となる。ただ、ロシアのウクライナ侵攻による両国からの輸出への影響は見通しに反映されていないと指摘した。期末在庫は8億3580万トンと見通し、8億2430万トンから上方修正、前年に比べると0.5%増加の見方にシフトとなった。

FAOはこのほか、2022年世界小麦生産が4年連続増加し、7億9000万トンになるとの暫定見通しを示した。増加は主に北米としており、カナダと米国では価格上昇を反映して作付が増加、またイールド上昇が見込まれるとコメント。一方、欧州の生産に関すると、まちまちの見通しとした。ただ、現行のウクライナ情勢を反映した見通しでないともいう。インドやパキスタンの生産は小幅増加、中国では過去5年平均を上回るのを見越す。北アフリカでは干ばつの栄養から生産が減少する見通しを示した。

アルゼンチンとブラジルの2022年コーン生産は過去平均を大きく上回る見通しで、特にブラジルでぇあ1億1200万トンと過去最高を更新する予想とした。南アフリカのコーンに関すると、減反にもかかわらず、天候が寄与して生産が上向くとの見方を示した。

Posted by 直    3/4/22 - 14:17 

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