2022年03月15日(火)
2022年EU軟質小麦生産見通しやや引き上げ、前年比1.7%減少
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは3月15日付のレポートで、欧州連合(EU)27ヶ国の2022年軟質小麦生産見通しを1億2689万トンと、昨年12月の前回報告で発表した初回予想の1億2538万トンからやや引き上げた。それでも、前年の1億2095万8000トン(修正値)から1.7%減少する。作付は2182万4000ヘクタールから2156万8000へクタールから下方修正し、前年比にして0.7%の減少。一方、イールドを5880キログラムとみており、前年の5940キログラム(同)から低下だが、従来の5750キログラムからは引き上げた。
国別に、最大のフランスの生産が前年比2.6%減の3451万トンになるとみており、従来の3446万8000トンから若干修正した。2位のドイツは2206万9000トンの見通しを維持。前年から3.1%増加する。3位のポーランドは1159万2000トンから1190万5000トンに上方修正した。2021年の推定も引き上げたため、2022年は前年比較にすると0.4%と僅かにも減少の見通しにシフトとなった。EUを離脱した英国の小麦生産は1445万9000トンの従来予想から1441万8000トンに修正、前年比2.6%の増加になる。
EUのコーン生産見通しは6626万5000トンから6724万4000トンに小幅修正し、前年の6619万9000トン(同)から0.1%増加する。作付を903万8000ヘクタールから901万5000ヘクタールに修正し、前年から0.9%減少。イールドは7460キログラムとみており、前年の7390キログラム(同)から上昇、また従来の7330キログラムから引き上げた。生産国で最大のフランスは1379万5000トンの予想から1426万トンにやや引き上げた。前年に比べると7.1%減少となる。2位のルーマニアは1170万トンから1223万トンに引き上げた。この結果、前年比にすると1.2%増加になり、従来の減少見通しからシフト。3位のハンガリーは812万トンから822万2000トンに修正し、28.1%増加する。
Posted by 直 3/15/22 - 12:16



