2022年03月16日(水)
物価安定まで想定した以上に時間要する・パウエルFRB議長会見
[場況]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に記者会見を行い、物価安定まで想定していた以上に時間を要するとの見方を示した。サプライチェーン問題が長引いていることに言及し、幅広いモノやサービスにおいて物価の上昇圧力が強まっていると述べた。金融引き締めによって強い雇用を維持しながらも、インフレ率は2%に戻ることを見込んでいるとする一方、物価の安定が最大限の雇用や持続的な成長に欠かせないとした。
FOMCはこの日、0.25ポイント、2018年12月以来の利上げを行った。FOMC声明にもあったように、パウエル議長は今後も利上げが続くことを見通した。また、バランスシートの規模縮小についても触れ、次回会合での開始の可能性を示唆した。一方で、利上げペースなどは会合ごとでの景気判断と決定になることを強調。また、市場や経済の安定化に向けてFRBが用いるツールを活用すると述べた。このほか、企業や家計のバランスシートは良好で、利上げを乗り切れるとの見方を示し、景気後退の可能性は特に高まっていないとした。
Posted by 直 3/16/22 - 17:03



