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2022年04月19日(火)

2022年世界経済見通し、成長率は0.8ポイント下方修正・IMF
  [金融・経済]

国際通貨基金(IMF)は19日、2022年世界経済見通しで成長率を3.6%と、1月の前回報告時点での4.4%から0.8ポイント引き下げた。2021年の6.1%(修正値)からのスローダウンがさらに進むとの見方で、世界経済見通しは前回報告から著しく悪化したとコメント。新型コロナウィルスからの回復が未完全なところへロシアがウクライナ侵攻を開始。さらに中国の広範囲にわたる都市封鎖で、世界のサプライチェーンで新たなボトルネックの要因になり得ると指摘した。物価上昇が続く中、多くの国では金融引き締めが始まり、景気見通しへのリスクが大きく高まっているとの見方を示した。

先進国の2022年実質国内総生産(GDP)は3.3%増加の見通しとし、0.6ポイント引き下げた。このうち米国は4.0%から3.7%、0.3ポイントの下方修正。ユーロ圏の伸び率は2.8%の予想で、1.1ポイント引き下げた。ドイツを3.8%から2.1%、フランスを3.5%から2.9%にそれぞれ下方修正。また、イタリアが1.5ポイントポイントの下方修正となって2.3%、スペインは4.8%で、1ポイント引き下げた。英国も1ポイントの下方修正、3.7%の成長見通しとなった。カナダは4.1%から3.9%に引き下げた。日本の成長率は3.3%から2.4%に下方修正。

エマージング・途上国は、3.8%の増加予想とし、従来の4.8%から1ポイント引き下げた。ロシアは1月の報告で2.8%の成長とみていたのから、8.5%減少と景気後退予想に転じた。中国を4.8%から4.4%、インドは9.0%から8.2%にそれぞれ下方修正。メキシコは0.8ポイント下方修正。反面、ブラジルは0.3%から0.8%に引き上げた。

IMFは、2023年の成長率見通しも3.8%から3.6%に引き下げた。先進国が2.4%で、0.2ポイント下方修正。このうち米国を2.6%から2.3%、ユーロ圏は2.5%から2.3%にそれぞれ引き下げた。英国は1.1ポイント下方修正して1.2%の成長にとどまると見通す。一方、日本は1.8%から2.3%に引き上げた。エマージング・途上国を4.7%から4.4%に下方修正。中国が5.1%と、前年より高い伸びになる見通しに変わらないが、1月時点での5.2%からは0.1ポイントの下方修正である。ロシアはマイナス2.3%、2年連続のリセッション見通し。前回報告では2.1%の成長予想だった。

Posted by 直    4/19/22 - 11:09 

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