2022年04月21日(木)
22/23年EU砂糖生産、前年から1.5%減少見通し・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)27ヶ国の2022/23年度砂糖生産は1625万5000トンと、前年から1.5%減少の見通しになった。大半を占める砂糖ビートからの生産予想が、前年比1.5%減の1603万トンとなる。ビートの採算性が低下する一方、コーンなどほかの作物はより高い採算性が期待できることから、ベルギーやフランス、ポーランド、スペイン、ルーマニアで作付減少が一段と進むと見られていることが背景にある。ハンガリー、オランダ、スウェーデンでは小幅ながら増加するとの見通しだが、全体の減少を相殺するには足りないという。また、ビート価格の上昇でも、生産コストの増加をカバーしきれないことも指摘した。
2022/23年度砂糖消費は前年比横ばいの1700万トンの見通しとなった。2020年に新型コロナウィルスの流行で落ち込んだ後は、低位で安定して推移している格好になる。家庭での料理に伴う消費増加や在宅勤務のスナック消費でも、外食の不振を補うことができないとの見方が背景にある。輸出予想は前年と同水準の130万トン。期末在庫は148万2000トンと、前年から18.9%減少する。
Posted by 直 4/21/22 - 08:23



