2008年10月27日(月)
債券:需給と景気見通しで売り買いまちまち、長期債は底堅い相場に
[場況]
10年債利回り:3.69↑0.00
債券はまちまち。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合が近付く中、慎重ムードが支配的となった。その中で短期債中心に需給のだぶつきを先取りした売りが広がり、反面、景気の先行き不透明感が長期債を下支え。朝方発表された予想を上回る新築住宅販売には一時的な反応でしかなかった。
世界的な株安が続いていることを背景に取引の早い段階では短期債もあわせて安全資産を求めた買いの流れが続いた。しかし、本日は5年物インフレ連動債(TIPS)入札を控えているためじわじわと売りが膨らんでいく。今週は2年債と5年債の入札もあることが余計に売り圧力を強めた。昼に米国株が朝安から立ち直ったのも響いて、相場はそれまでのしっかりの展開から軟化。TIPSの結果がさえなかったことがさらに相場を弱気にさせた。
ただ、FOMCの決定を見守る空気も強く、特に景気不安から長期債売りにブレーキがかかる。株式相場が引け際に急落したこともあり、10年債は日中に3.7%台前半まで上昇していたのが、最後はほぼ横ばいで終了。30年債利回りは低下した。
Posted by 直 10/27/08 - 18:04



