2023年06月05日(月)
23/24年豪州小麦生産、34%減少して3年連続過去最高にブレーキ
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとのクロップレポートで、2023/24年度の国内小麦生産が2621万2000トンと、前年から34.0%減少する見通しを示した。3年連続の過去最高にブレーキがかかる格好になり、また3月に発表した商品レポートでの予想2799万3000トンも下回る。地域別に南半球の初秋の降雨パターンがまちまちで、土壌水分や作付環境も開きがあったことを指摘。前年の記録的な作付や生産からの反動もあって、作付と生産ともに減少の見通しという。また、今年終わりにエルニーニョ現象が予想されており、エルニーニョ発生に伴って東部の降水量が平均以下になる傾向になることを指摘。生産に懸念材料になるとした。小麦作付は前年比1.6%減の1283万5000ヘクタールの推定。
州別の2023/24年度生産をみると、最も規模の大きいウエスタンオーストラリアが950万トンで、3年ぶりに1000万トンを割り込む見通しとなった。前年比にして32.1%の減少、過去5年平均と比較しても7.8%ダウン。ニューサウスウェールズは前年比29.8%減の720万トン、サウスオーストラリアが38.6%減って435万9000トン。いずれも過去5年平均からダウンでもある。ビクトリアは339万7000トン、37.0%の減少。過去平均と比べると15.7%の減少。クイーンズランドは152万トンで、41.5%の落ち込みになるが、過去平均は上回る見通しとなった。
Posted by 直 6/5/23 - 14:07



