2023年07月07日(金)
23/24年世界穀物生産見通し上方修正、過去最高更新に・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2023/24年度世界穀物生産見通しを28億1900万トンと、前月に発表した初回予想の28億1310万トンから引き上げた。前年比にして1.1%増加し、2021/22年度に記録した過去最高を超える見方になった。小麦の生産予想が7億8330万トンで、従来の7億7670万トンから上方修正。欧州連合(EU)で概ね天候に恵まれてイールド改善が見込まれていることを指摘した。カナダやカザフスタンも小幅上方修正。ただ、世界生産は引き上げ後も、前年と比べると2.3%、5年ぶりの減少見通しに変わらない。コーンを含めて雑穀は15億1300万トンから15億1200万トンにやや引き下げたが、前年比2.9%増加と、4年ぶり大幅増の見通しになる。
2023/24年度の世界消費は28億530万トンの予想で、150万トン引き上げた。前年から0.9%の増加。小麦の飼料用需要が当初予想上回る見通しになった。小麦消費は0.3%増えて7億8270万トン、前回報告時の7億8030万トンから上方修正。雑穀は15億260万トンと、前年から1.7%の増加見通し、初回予想の15億330万トンから若干修正した。
貿易は4億7160万トンになるとの初回予想から4億7270万トンに引き上げたが、前年との比較で0.9%減少。小麦を1億9370万トンから1億9530万トンに引き上げたが、前年比にすると3.4%減少。雑穀は2億2140万トンから2億2110万トンにやや下方修正し、この結果0.3%と僅かながらも3年連続減少の見通しに転じた。穀物の期末在庫は8億7300万トンから8億7810万トンに上方修正、前年に比べると2.3%の増加となる。
Posted by 直 7/7/23 - 11:06



