2023年07月12日(水)
USDA需給:国内期末在庫はコーン、大豆、小麦共に予想上回る
[穀物・大豆]
USDA需給報告
出所:米農務省、NY12:00発表、単位:100万ブッシェル、イールドはブッシェル/エーカー
| 小麦 | 23/24年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 22/23年 | 修正 | 市場予想 |
| >イールド | 46.1 | ↑ 1.2 | ↓0.86% | - | 46.5 | →0.0 | - |
| >生産 | 1739 | ↑ 74 | ↑ 5.39% | 1677 | 1650 | →0 | - |
| 期末在庫 | 592 | ↑ 30 | ↑ 2.07% | 565 | 580 | ↓ 18 | 583 |
| コーン | 23/24年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 22/23年 | 修正 | 市場予想 |
| >イールド | 177.5 | ↓ 4.0 | ↑ 2.42% | 175.8 | 173.3 | →0.0 | - |
| >生産 | 15320 | ↑ 55 | ↑ 11.58% | 15149 | 13730 | →0 | - |
| 期末在庫 | 2262 | ↑ 5 | ↑ 61.34% | 2166 | 1402 | ↓ 50 | 1409 |
| 大豆 | 23/24年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 22/23年 | 修正 | 市場予想 |
| >イールド | 52.0 | →0.0 | ↑ 5.05% | 51.4 | 49.5 | →0.0 | - |
| >生産 | 4300 | ↓ 210 | ↑ 0.56% | 4276 | 4276 | →0 | - |
| 期末在庫 | 300 | ↓ 50 | ↑ 17.65% | 206 | 255 | ↑ 25 | 235 |
米農務省(USDA)は12日付の需給報告で、2023/24年度の米国内小麦生産見通しを17億3900万ブッシェルと、前月時点での16億6500万ブッシェルから7400万ブッシェル引き上げた。5月に16億5900万ブッシェルの初回予想を発表してからこれで2回連続の上方修正。前年比にすると5.39%の増加になり、市場予想も上回った。作付は4990万エーカーから4960万エーカーに引き下げたものの、イールドを1エーカー44.9ブッシェルから46.1ブッシェルに引き上げ、前年の46.5ブッシェルとの開きが小さくなった。国内消費は2000万ブッシェル引き上げて11億3200万ブッシェルで、飼料及び残余の上方修正が背景にある。期初在庫は1800万ブッシェル下方修正。輸出は7億2500万ブッシェルの見通しで据え置いた。このほか、期末在庫を5億6200万ブッシェルから5億9200万ブッシェルに上方修正。この結果、前年との比較で2.07%増加と、従来の減少予想からシフト。市場の予想以上でもある。
23/24年度の米国内コーン生産は前年比11.58%増の153億2000万ブッシェルと見通し、従来の152億6500万ブッシェルから5500万ブッシェル引き上げた。予想外の上方修正となった。作付面積を9200万エーカーから9410万エーカーに上方修正。イールドは前年の173.3ブッシェルから177.5ブッシェルに上昇とみており、前月時点での181.5ブッシェルから引き下げたが、市場予想は上回った。国内消費は123億8500万ブッシェルで修正なし。輸出も21億ブッシェルを維持した。期初在庫を5000万ブッシェル引き下げたが、生産のより大きな上方修正もあって、期末在庫が500万ブッシェル上方修正。この結果、前年比61.34%増の22億6200万ブッシェルの見通しとなった。市場予想は下方修正だった。
23/24年度の米国内大豆生産は45億1000万ブッシェルから43億ブッシェルと、2億1000万ブッシェル引き下げた。それでも、前年から0.56%と僅かに増加。市場予想もやや上回る。作付が400万エーカーの下方修正によって8350万エーカーになるとみており、イールドは、市場の引き下げ予想に反して1エーカー52.0ブッシェルを維持した。期初在庫を2500万ブッシェル上方修正。国内圧搾需要は1000万ブッシェル引き下げ、輸出は1億2500万ブッシェル下方修正した。期末在庫が3億ブッシェルの見通しで、5000万ブッシェル下方修正。前年比にすると17.65%増加で、また、市場予想を上回る。
Posted by 松 7/12/23 - 12:17



