2023年07月18日(火)
完全なエルニーニョに発達していない・オーストラリア気象局
[天候]
オーストラリア気象局は月2回のレポートで、完全なエルニーニョ現象にまた発達していないとの見方を示した。太平洋中部や東部の海面水温はエルニーニョ現象の基準を超えており、モデルは今後さらに水温が上昇することを示唆。少なくとも今年末までエルニーニョの基準を上回り続ける見通しという。一方で、一方、貿易風の強さを示す南方振動指数(SOI)はこの30日間で中立水準に戻り、90日平均はエルニーニョの基準を下回っており、太平洋と大気に開きがあることを指摘した。
気象局はこのほか、南半球の冬の終わりから春までにインド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポールモード現象(IOD)が正の状態に発達する可能性を示した。エルニーニョによってオーストラリア東部の降雨は少なくなりやすく、またIODが正の間はオーストラリアのほぼ全域の降雨を抑制する傾向にある。エルニーニョとIODあわせて乾燥が進むシナリオを認識した。
Posted by 直 7/18/23 - 08:14



