2023年07月24日(月)
23年EU軟質小麦イールド見通し、一段の下方修正
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは月次レポートで、2023年のEU軟質小麦イールド見通しを5.80トンと、6月時点での5.92トから引き下げた。一段の下方修正になり、前年と過去5年平均の5.79トンとの開きも極めて小さくなった。デュラム小麦は3.40トンから3.39トンに下方修正。前年の3.26トン(修正値)に比べると上昇だが、過去5年平均の3.50トンを下回る。小麦全体で5.59トンの予想とし、前月報告時の5.70トンから下方修正。前年からは0.5%上昇、また過去5年平均から0.2%の上昇。
コーンのイールド予想は7.61トンから7.53トンに引き下げた。前年の5.90トンから改善の見方には変わらず、過去5年平均の7.48トンも上回る。
MARSは、イールド下方修正の主因に通常以上の乾燥を挙げた。欧州西部や中部、北部の大部分、またルーマニア東部で1ヶ月以上乾燥が続いているという。また、生産地の中には高温も手伝ってより情勢が厳しいことを指摘した。イベリア半島や北リア北部で夏作物の開花に熱波の影響が出ており、イールド悪化に懸念を示した。一方、ブルガリア西部やルーマニア、スロベニア、クロアチア、ハンガリーでは、多雨で収穫が遅れているという。
Posted by 直 7/24/23 - 10:17



