2008年12月04日(木)
債券:高まる景気不安と国債買い取り観測で相場7連騰
[場況]
10年債利回り:2.55↓0.11
債券は大幅続伸。最悪の景気シナリオと金融当局による国債買い取り観測を背景に長期債中心の相場7連騰となった。小売大手が一斉に発表した11月の既存店売上高の大勢は不調に終わり、一方で、AT&Tやデュポンなど大手企業の人員削減が相次いだ。経済指標も景況感を悲観的にさせる。市場は現時点で見越す以上の景気後退となりえることを先取りし、買いが進んだ。
長期金利の指標10年債利回りが一段と低下した。原油価格がほぼ4年ぶりの水準まで下がり、景気の行方をさらに不安にさせる。この結果、長期債の買い意欲が高まり、過去最低を再び更新だ。30年債利回りは3%割れに一歩近付いた。短期債も今月の大幅利下げ観測が強まることなどで買いの流れは続く。ただ、長期債と比べると依然として鈍いペースであり、このため、長短金利差の目安である2年債と10年債の利回り格差は一段と縮小した。
Posted by 直 12/4/08 - 17:38



