2024年02月02日(金)
23/24年世界穀物生産推定上方修正、前年比1.2%増加・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2023/24年度世界穀物生産推定を28億3620万トンと、昨年12月の前回報告時(1月は休み)の28億2300万トンから引き上げた。前年比1.2%増加、2年ぶりに過去最高を更新する。主にコーンが当初の予想以上とみられるのが背景にあり、また、幅は限定的ながら小麦やオオムギも引き上げられた。
コーンを含めて雑穀は15億2310万トンとみており、昨年末時点での15億1100万トンから引き上げた。カナダと中国、トルコ、米国のコーンを引き上げたのを反映している。前年に比べると3.2%増加。小麦を7億8710万トンから7億8850万トンに上方修正した。カナダがイールド改善によって上方修正となったが、ブラジルは天候要因から引き下げ。世界生産は前年比較にすると2.2%、5年ぶりに減少する。
2023/24年度の世界消費は28億1280万トンの従来予想から28億2170万トンに引き上げた。前年比にすると1.2%増加。小麦消費は2.0%増えて7億9430万トンになると見通し、4億9140万トンから引き上げた。雑穀は15億520万トンの見通し、14億9980万トンから引き上げ、前年に比べると1.3%増加。
貿易は4億6840万トンから4億7990万トンに引き上げた。上方修正によって、前年との比較で0.8%と小幅にも3年ぶりに増加、従来の減少見通しからシフトした。小麦は1億9410万トンから1億9740万トンに上方修正、前年比にすると1.3%減少する。一方、雑穀は2億2210万トンから2億3100万トンに引き上げた。前年比は3.3%、4年ぶりの増加見通しに転じた。穀物の期末在庫は8億8650万トンから8億8954万トンに引き上げ、前年に比べると2.6%の増加。
Posted by 直 2/2/24 - 11:35



