2024年04月16日(火)
24年世界経済成長率3.2%見通し、1月から0.1pt上方修正・IMF
[金融・経済]
国際通貨基金(IMF)は16日、2024年の世界経済成長率見通しを3.2%と、1月時点での3.1%から0.1ポイント引き上げた。インフレが2022年半ばのピークから下がり、経済活動がしっかりと拡大したと評価した。政府支出や家計の消費支出が想定以上だったこと、サプライの拡大を背景に雇用と収入が持続的に伸びたともコメント。
世界経済がソフトランディングに向かっている中、インフレを落ち着かせるのが中銀の優先課題とし、早過ぎる金利引き下げや利下げを先送りしすぎることによるリスクを指摘した。このほか、2024年の成長率予想は修正後でも、2000-19年平均の3.8%を下回り、中銀の金融引き締め政策や支出削減、また生産性の伸びが鈍いことが要因という。
2024年の先進国GDP伸び率予想は1.5%から1.7%に上方修正し、このうち米国を2.1%から2.7%に大きく引き上げが。日本は0.9%で据え置き。半面、ユーロ圏は0.9%から0.8%に下方修正。ドイツを0.5%から0.2%、フランスを1.0%から0.7%にそれぞれ引き下げた。イタリアは0.7%の見通しを維持し、スペインは1.5%から1.9%に上方修正した。英国は0.1ポイント下方修正、カナダも0.2ポイント引き下げた。エマージング・途上国は0.1ポイント引き上げて4.2%とした。ロシアを2.6%から3.2%に上方修正。中国は4.6%で修正なし、インドは6.5%から6.8%に引き上げた。ブラジルは0.5ポイント上方修正しは2.2%の見通し。
2025年の世界成長率予想は、3.2%を維持した。先進国も1.8%で変わらないが、国別には修正が多かった。米国と日本を0.2ポイントずつ引き上げ、カナダとスペインは据え置き。ドイツとフランス、イタリアは0.3ポイント、0.3ポイント、0.4ポイント引き下げた。英国は0.1ポイント下方修正。エマージング・途上国も引き続き4.2%の見通しで、中国、インド、ロシア全て修正なし。ブラジルは0.2ポイント引き上げた。
Posted by 直 4/16/24 - 12:33



