2024年04月22日(月)
24年EU軟質小麦イールド見通し5.93トン、0.02トン上方修正・MARS
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは月次レポートで、2024年のEU軟質小麦イールドを5.93トンと、前月に発表した初回予想の5.91トンから0.02トン引き上げた。前年の5.82トンから上昇、過去5年平均の5.87トンも上回る。デュラム小麦は3.44トンから3.47トンに上方修正。前年の3.29トンからアップとなり、また修正によって過去5年平均の3.44トンから改善の見方に転じた。小麦全体で5.72トンの予想とし、0.02トンの上方修正。前年から2.1%上昇、過去5年平均に比べると1.2%の上昇。
ほとんどの欧州では気温上昇が進んだことや十分な水分が冬作物の生育に寄与したうえ、春や夏の作物の作付にも寄与するとの見方を示した。一方で、欧州北西部では多雨によるイールドや作付への影響が懸念されることを認識。特にアイルランドと英国の情勢が厳しいと指摘した。フランス北部や西部、またベルギー、オランダ、ドイツ北西部の生育状態はやや改善したが、秋から冬にかけての降雨で土壌水分が多すぎのうちの作物が完全に回復する可能性は小さいという。このほか、ギリシャ中部などの水不足の影響、ルーマニア東部の降雨が遅すぎたことなどを挙げた。
Posted by 直 4/22/24 - 12:28



