2024年12月17日(火)
EU砂糖ビート作付、価格下落背景に向こう10年間で徐々に減少
[砂糖]
欧州委員会は農業中期見通しレポートで、欧州連合(EU)の砂糖ビートの作付面積が向こう10年間で徐々に減少する見通しを示した。2023年の記録的な価格上昇に続き2024/25年度の作付は160万ヘクタールを超え、6年ぶりの高水準となった。しかし、価格は低下し始め、今後さらに下がるとみられることを指摘。また、ほかの作物との農地の競争もあり、2035年には144万ヘクタールに縮小を見越す。
イールドも緩やかなペースで低下する見通しとした。不安定な天候トレンド、ビートの保護措置の減少が背景にある。減反とイールド低下により、砂糖ビートの生産は2022-24年に平均して1540万トンだったのから2035年にやや1530トンに細る見通しとした。
一方、域内では健康面などから何年も砂糖離れの傾向にあることを認識した。EUの人口減少も予想されており、砂糖消費の減少基調が続くと予想。年0.2%の減少となり、2035年に1530万トンになる見通しという。砂糖の輸出と輸入はともに向こう10年間減少傾向が予想されるとした。
Posted by 直 12/17/24 - 11:39



