2025年01月08日(水)
インフレ見通しに上振れリスクの高まり認識・FOMC議事録
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)が8日に発表した2024年12月17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、FOMCメンバー以外のFRB高官も含む会合参加者ほぼ全員がインフレ見通しに上振れリスクが高まっていると認識した。最近の物価指標が予想を上回っており、また予想されている貿易や移民の政策方針の転換が背景にある。地政学リスクに伴う世界的なサプライチェーンの混乱、また、家計支出が予想以上なことや住宅価格の上昇が長引くといったシナリオにも懸念が示された。
金融政策に関すると、利下げペースを緩めるのが適切な局面に到達、もしくは近いとの見方を示した。FOMCはこの日の会合で賛成多数によって0.25ポイントの金利引き下げを決定。一方で、会合後に発表されたFRB理事と地区連銀総裁の2025年の利下げ回数見通しがそれまでの4回から2回に減少した。参加者の大勢はこの会合での利下げを支持したが、中にはここ数ヶ月間のインフレ上昇を指摘し、金利の据え置きに利点があることを強調した。多くの参加者は向こう数四半期、注意深く金融政策の運営を取り組む必要があるとの見方を示した。
Posted by 直 1/8/25 - 14:37



