2009年03月04日(水)
債券:需給や株高が重し、インフレ先取りもあって金利差拡大に
[場況]
10年債利回り:2.97↑0.10
債券は続落。需給悪化見通しが引き続き売り圧力を強める中、株価反発が重しとなった。中国が追加景気刺激策を打ち出すとの観測が株高に寄与するとともに、世界経済の改善期待も出ている。また、商品需要が上向くシナリオ、さらには連銀高官による発言もあって将来のインフレを先取りして特に長期債売りが進んだ。
夜間取引からアジアや欧州の株価上昇を背景に売りがみられていたが、通常取引に入ってさらに圧力が強まった。民間ADPの雇用データは予想以上に弱かったが、債券買いの支援には物足りずに終わっている。朝方から軟調な相場展開となり、長期金利は早々に3%台に上昇する展開。
午後に、地区連銀経済報告(ベージュブック)が景気後退が進んだことと将来の低迷見通しを示したためにやや買いもあったが金利を低下させる効果は欠けた。5日に来週の入札詳細を発表の予定であるのが重しだ。この結果、長短金利差は拡大。目安である2年債と10年債の利回り格差は再び2ポイントを超えた。
Posted by 直 3/4/09 - 17:53



