2009年03月13日(金)
債券:中国首相発言で長期債売り、長短金利差拡大
[場況]
10年債利回り:2.84↑0.04
債券はまちまち。中国の温首相による米国債の安全性に懸念表明を受け、長期債を中心に売り圧力が強まった。底堅い株価も足かせである。ただ、来週には経済指標の発表を多数控えているうえ、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合もあることから短期債には買いが入り始めた。この結果、利回り曲線スティープニングが進んだ。
温首相の発言は全国人民代表大会開幕後の記者会見でのものであり、このため夜間取引から売りモードである。長期金利の指標10年債利回りは取引の早い段階で2.9%台後半まで上昇。午前の取引終盤から昼にかけてさえない株価を手掛かりにした買いもあったが、午後に株式相場が回復したため10年債にもすぐに上昇圧力が戻った。一方、短期債にはそのまま買いの流れが続き、この結果、長短金利差の目安である2年債と10年債の利回り格差は1.93ポイントに拡大。
Posted by 直 3/13/09 - 17:59



