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2009年03月26日(木)

IGC、09/10年度世界小麦生産見通し引き上げ
  [穀物・大豆]

国際穀物理事会(IGC)は26日に発表した世界穀物需給の月次報告で、2009/10年度の小麦生産見通しを6億4900万トンから6億5100万トンに引き上げた。欧州や旧ソ連で冬小麦の生育が順調なことを理由に挙げ、また中国と米国南部プレーンズでも作柄懸念が後退したにも触れている。

ただ、前年度の推定6億880万トンから減少の見方は変わらず、これはリターン低下とコスト高騰を背景に作付が前年を1%下回る見通しのためという。春小麦の作付は、カナダで土壌水分の不足、米国では多雨の影響など情勢がまちまちなことを指摘。また、旧ソ連ではコスト高と金融不安に左右される可能性もあることを示した。

世界小麦消費に関すると、2008/09年度推定を200万トン引き下げて6億4300万トンとし、また200/10年度には6億4000万トンに小幅減少するのを見越す。世界の経済危機、コーンなどの供給改善から飼料需要が落ちる見通しである。

貿易は2008/09年度推定を1億1800万トンから1億1900万トンに改定し、2009/10年度に1億1200万トンにダウンを予想。極東アジア、北アフリカの買い付け需要、飼料用需要の減少を織り込んだ結果という。期末在庫見通しは、2008/09年度分を300万トン上方修正して1億6000万トンとした。2009/10年度分は1億7100万トンとみており、5大輸出国が4年ぶりの高水準見通しとなっているとコメント。

Posted by 直    3/26/09 - 15:26 

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