2009年03月31日(火)
USDA作付意向:大豆は予想大きく下回る、コーンは予想以上
[穀物・大豆]
USDA作付意向調査
出所:米農務省、NY8:30発表、単位100万エーカー
| 2009年 | 前年比 | 2008年 | 2007年 | 2006年 | 市場予想 | ||
| コーン | 84.986 | ↓1.16% | 85.982 | 93.527 | 78.327 | 84.858 | |
| 大豆 | 76.024 | ↑ 0.40% | 75.718 | 64.741 | 75.522 | 79.251 | |
| 1月推定 | |||||||
| 冬小麦 | 42.889 | ↓7.33% | 46.281 | 45.012 | 40.575 | - | 42.098 |
| 春小麦 | 13.304 | ↓5.88% | 14.135 | 13.292 | 14.899 | 13.639 | |
| デュラム | 2.445 | ↑ 13.40% | 2.731 | 2.156 | 1.870 | 2.622 | |
| 全小麦 | 58.638 | ↓7.14% | 63.147 | 60.460 | 57.344 | 58.856 |
米農務省(USDA)が31日に発表した作付意向調査によると、09/10年度のコーン作付は8,498.6万エーカーと前年比で1.16%減少する。生産コストが高止まりする一方で価格が下落、採算性が悪くなったことからコーン作付を敬遠する農家が増えたことが背景にある。これで2年連続して前年割れとなるが、絶対的な水準としては08/09年、07/08年に次ぐ過去3番目となる。生産州別に見ると、アイオワやイリノイなど主要生産州の増減は小幅なものにとどまった一方、ミシガン、ノースダコタ、テキサス、ペンシルバニアなど、従来それほど生産量の多くない州が大きく作付を落としていることが判る。これらの州は前年までコーン価格上昇に乗じて作付を増やしてきた傾向が高く、価格下落によってそうした余剰な作付分が減少、本来あるべき姿に戻ったと見ることも出来るだろう。
09/10年度の大豆作付は7,602.4万エーカーと前年から0.40%増加した。実現すれば過去最高を更新することになるが、事前予想では7,900万エーカーを超えるとされていたのを大きく下回った。アイオワやネブラスカ、オハイオ州のほか、従来生産が少ない州の多くで作付が増える一方、イリノイ、ミネソタ、インディアナ、ミズーリといった主要生産州で作付が減少するのが響いた。コーンからの転作もそれほど増えたわけでもなく、価格下落を受けて米国の農家が全体的に生産意欲が減退したことの表れ見ることが出来よう。
09/10年度の春小麦作付は1,330.4万エーカーと前年比で5.88%減少。冬小麦の作付は4,288.9万エーカーと1月の推定より小幅引き上げとなったものの、小麦全体では5,863.8万エーカーと前年比で7.14%減少する。
Posted by 松 3/31/09 - 09:02



