2009年11月19日(木)
7-9月期世界金需要、前年比33.6%減・WGC
[メタル]
ワールドゴールドカウンシル(WGC)は、19日、7-9月期の世界金需要は800.3トンとなったと発表した。これは前年同期から33.6%落ち込み。ワールドゴールドカウンシル(WGC)は、一年前の需要が金価格下落後で宝飾品需要が上向き、またリーマン・ブラザーズ破綻で金の投資が膨らんでいたことなどで特に高かったことを指摘。今年の比較が厳しくなったと説明する。2007年までの過去5年間の7-9月期平均832トンをやや下回る程度で、需要自体は依然として堅調という。
金の宝飾品需要は前年同期を30%下回った。上場投資信託(ETF)や金貨、金地金の投資は46%減少。国別では、中国の宝飾品や投資需要増加が著しいという。宝飾品だけで前年同期の72.5トンから93.5トンに伸び、投資が20.6トンから26.8トンにアップ。経済以外に為替要素も需要増加にある。インドで7-9月期の金価格が前年比22%上昇した一方、中国では10%高にとどまった。インド需要は宝飾品で前年同期から42%減り、投資が67%のマイナス。中東も宝飾品で34%、投資11%それぞれ前年を下回った。
7-9月期の世界金供給は前年同期から4.7%減少して833トンとしている。背景にあるのは中銀の購入で、昨年7-9月期は77トン売却だったのに対し、今年は15トン購入。このほか、生産者のディヘッジ増加も供給ダウンに起因したとしている。前年同期が53トンだったのから105トンに拡大した。
データはゴールドフィールズ・ミネラルサービス(GFMS)がまとめたものである。
Posted by 直 11/19/09 - 09:45



