2009年11月23日(月)
2009-10年の米GDP、一段と上方修正・NABEエコノミスト見通し
[金融・経済]
全米ビジネス経済協会(NABE)は23日、エコノミストの米景気見通し調査最新結果を発表し、2009年と2010年の実質国内総生産(GDP)予測が一段と上方修正となったことを明かした。48人のエコノミストによる2009年GDP予測は年平均2.4%減で、10月時点での2.5%減から修正。また2010年のGDP予測が従来2.6%増だったのに対し、2.9%増に改定である。
失業率予測は2009年9.2%、2010年9.8%を維持した。ただ、四半期ベースでの見通しになると、来年1-3月期まで据え置き、しかし4-6月期以降を0.1ポイントずつ引き上げた。
経済の3分の2を占める個人消費支出の見通しについて2009年は0.4%減、2010年には2.0%増に改善となった。いずれも前回調査より引き上げであるが、その前の5月時点での予測に比べると依然慎重。住宅投資は2009年に19.8%減とマイナス幅を21.2%からやや縮めた。反面、2010年には8.3%増から9.0%増に引き上げ。
企業の設備投資になると、建物には2009年分が従来の18.0%減を下回る18.3%減とした。2010年も7.3%に落ちる見方で、マイナス幅はやはり前回の4.9%から広げて弱気にシフトした格好になる。しかし、機材・ソフトウエアについては、2009年の減少幅が従来推定より僅かに狭まって17.5%、2010年分はプラス幅を広げて2.4%増見通す。
2009 年と2010年の貿易赤字幅をそれぞれ従来予測から拡大した。この結果、2009年が3559億ドル、2010 年は3693億ドルとみる。
物価については、個人消費支出(PCE)物価コア指数を10-12月期ベースでみて2009年に前年比1.5%上昇と前回調査での1.4%から伸び率を引き上げた。しかし、2010年は1.5%上昇見通しで据え置き。
Posted by 直 11/23/09 - 15:47



