2010年07月14日(水)
FRB、2010年と2011年米経済予想レンジ修正
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は14日、向こう3年間の米経済見通しを発表した。これは、FRB理事および地区連銀総裁が 6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で提出した見通しをまとめたもので、2010年の成長率予想レンジは3.0-3.5%。最低予測は4月時点で見越していた3.2-3.7%から引き下げとなる。2011年は従来予想レンジの3.4-4.5%から3.5-4.2%に改定し、2012年を3.5-4.5%で据え置いた。
失業率見通しに関すると、2010年を9.2-9.5%とし、下限だけ従来の9.1%から引き上げた。2011年は8.1-8.5%から8.3-8.7% に修正。2010年は7.1-7.5%の見通しとして、下限を4月時点での予測6.6%より高めにした。
物価上昇率見通しにについては、個人消費支出(PCE)コア指数で2010年を0.8-1.0%とした。従来予測の0.9-12%から引き下げ。2011年は従来の1.0-1.5%に対し、最新予測は0.9-1.3%。2012年になると1.2-1.6%から1.0-1.5%に修正した。PCEの物価全体指数の予想レンジは2010年を従来の1.2-1.5より低い1.0-1.1%に改定。2011年の予測は1.1-1.6%で、レンジ下限だけ1.9から引き下げである。2012年は1.2-2.0%から1.0-1.7%に引き下げた。
向こう3年間と別により長期的なトレンド予想では、成長率を 2.5-2.8%とした。4月時点での予想レンジと同じだ。失業率は5.0-5.2%、インフレターゲットの前提とされるPCE物価上昇率は 1.7-2.0%。やはり、いずれも修正を見送っている。
Posted by 直 7/14/10 - 14:15



