2011年06月15日(水)
5月の消費者物価指数、前月比0.17%上昇で予想上回る
[経済指標]
消費者物価指数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982-84年=100
| 前月比 | 11年5月 | 11年4月 | 市場予想 | |
| 消費者物価指数 | ↑0.17% | ↑0.42% | ↑0.1% | |
| コア(エネルギー・食品除く) | ↑0.29% | ↑0.19% | ↑0.1% |
米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.17%上昇した。昨年11月以来の低い伸び。しかし、市場が予想していた以上である。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月から0.29%上がり、市場予想を大きく上回った。
エネルギーが前月から0.99%下落した。昨年6月以来のマイナス転落。ガソリンが1.95%下がり、前月を下回ったのは昨年5月以来、ちょうど一年ぶりだ。一方、ガス・電力は0.57%上昇し、前月と同じ伸び率だった。食品・飲料は0.36%、10ヶ月連続上昇。ただ、前月よりペースは鈍い。食品の内訳をみると、上昇が多く、このうちシリアル・パン類、肉・魚・卵と乳製品が約1%アップ。反面、果物・野菜は1%を超える値下がりだった。
コア部分では、アパレルが1.17%上昇で、2009年2月以降最大の値上がりとなった。新車は1.10%上がり、これは2009年10月以来の高い伸び。宿泊料金は3.50%アップ。2005年10月以降最も大きなプラス幅である。家賃、教育も前月以上の伸び。レクレーションはプラス転換となった。しかし、医療は0.24%上がり、前月に比べて低い伸び。航空運賃は昨年8月以来の下落となり、また下げ幅は1.32%と昨年1月以降最大である。通信が昨年10月から連続で前月より低い。
5月のCPI は前年同月と比べると3.44%上がった。2008年10月以来の大きな前年比プラスを更新。コアの前年比伸び率は1.51%で、これは2009年12月以降最大である。
Posted by 直 6/15/11 - 09:13



