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2011年07月29日(金)

4-6月期GDPは前期比1.28%増加、予想下回る
  [経済指標]

実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル

11年2Q 11年1Q 市場予想
実質国内総生産 ↑ 1.28% ↑0.36% ↑ 1.7%
個人消費 ↑ 0.09% ↑2.09%
国内投資 ↑ 7.10% ↑3.84%
物価指標
>GDPデフレーター ↑ 2.33% ↑2.50% ↑ 2.0%
>個人消費支出(PCE) ↑ 3.14% ↑3.90% NA
>>コア ↑ 2.08% ↑1.56%

米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期比1.28%増加した。2009年7-9月期から8四半期連続アップ。ただ。年次修正に伴って過去のデータが全面的に改定となり、1-3月期の伸び率は従来推定の1.91%より小さい0.36%。このため、4-6月期にやや伸びペースが速まった格好になる。しかし、昨年10-12月期の2.35%に比べると小幅プラスで、また市場予想も下回る伸びだ。

経済の3分の 2に当たる個人消費支出は0.09%増加した。2009年7-9月期から連続プラスだが、4-6月期の増加率はこの8四半期間で最も小さい。耐久財が4.40%減った。2009年10-12月期以来のマイナス転落。自動車および部品が22.654%落ち込んだのが背景にある。家具は2.85%アップ。前月から伸び悩んではいるが、増加基調を続けた。非耐久財が0.12%増で、やはり2,009年7-9月期以降連続プラスの中で最小のプラス幅である。食品が0.65%、衣料品1.48%と揃って前期より低い伸び。

設備投資が6.32%増加となった。2010年1-3月期から6四半期連続アップで、また前期以上の伸び。建造物への投資が8.22%増加に転じた。機器・ソフトウエアでは2009年7-9月期から前期比プラスを続けており、ただ4-6月期の伸び率は5.71%とこの8四半期間で最小だ。

住宅投資が3.79%増えた。1-3月期の減少から改善である。在庫投資は496億ドル増加しGDPへの寄与度は0.18ポイント。前期の0.32ポイントから小さくなった。

貿易収支で、赤字幅は4057億ドルと5四半期ぶりに小さい。輸出が6.01%増加した。前期を下回る伸びだが、輸入はさらに小幅プラスで1.31%。モノの輸出が6.84%増、輸入は1.53%だった。サービスでは輸出が4.02%伸び、輸入は0.22%増加。

政府支出が1.14%減少した。昨年10-12月期から連続ダウン。ただ、この前の2四半期に比べて小幅マイナスである。連邦政府で2.18%増え、3四半期ぶりのプラス転換。反面、地方政府では支出が3.37%減少し、これは2010年1-3月嫌いの大幅マイナスだ。

物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比3.14%上昇した。前期の.3.90%より低い伸びになる。しかし、エネルギーと食品を除いたコア指数上昇率は2.08%と、2009年10-12月期以来の高水準になる。前年比較すると全体の上昇率が2.49%、コア指数は1.26%。

Posted by 松    7/29/11 - 09:14 

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