2011年12月02日(金)
11月非農業雇用数は前月から12.0万人増加、ほぼ予想通り
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 11年11月 | 前月比 | 11年10月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 131708 | ↑120 | ↑100 | ↑123 | |
| 民間雇用数 | 109719 | ↑140 | ↑117 | ↑141 | |
| 週平均労働時間 | 34.3 | →0.0 | 34.3 | 34.3 | |
| 時間あたり賃金 | $23.18 | ↓0.09% | ↑0.30% | ↑0.2% |
米労働省が発表した11月の非農業雇用数は前月比12万人増となった。昨年10月から連続アップで、また11月は前月の10万人(修正値)以上の増加。なお、10月の増加数は速報の8万人から上方改定。また、9月が21万人と従来推定の15万8000人より多い増加に改定である。2011年の非農業部門雇用数は年初から11月まであわせて144万8000人増加。月平均13万1600人増で、前月時点での12万5600人よりやや多い。
雇用は政府の2万人減少を差し引き、民間だけで14万人増加となる。2010年3月から前月を上回り、民間もまた前月の11万7000人(修正値)に比べて伸びペースが速まった。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が前月比6000人減少した。2ヶ月連続ダウン。しかも、10月の減少数は速報の1万人から4000人に改定となったことから、11月に前月以上落ちた格好になる。11月の前月比マイナスの背景にあるのが建設で1万2000人ダウン。鉱業では4000人増加した。年初からの連続アップを続けているが、11月は3ヶ月ぶりの小幅プラスだった。
製造業だけでは2000人増えた。10月に7月以来のプラス転換となり、再びアップとなったのだが、増加数は前月より小さい。耐久財で、1万人と前月より小幅プラス。非耐久財なら3ヶ月連続減少で、しかも、8000人と5月以来の大幅ダウンである。業種別にはコンピューター、食品、印刷関連、アパレル、化学の減少が目立った。一方、自動車および部品など輸送機器で需要拡大。非耐久財でも多くが前月を下回った中、飲料品・タバコが伸びた。
民間サービス業は14万6000人増加した。2010年1月から23ヶ月連続アップ。前月の12万1000人(修正値)以上の増加でもある。小売業が4万9800人アップで、4月以降最も大きな増加数となった。衣料品で2万6700人のプラスとなったのをはじめ、小売のタイプ別に増加が多い。金融関連が8000人増。金融機関・保険だけなら5600人増え、5月以来の大幅プラス。不動産・リースも前月より多いが、3000人と前月の半分以下のプラス幅だった。
プロフェッショナル・サービスが3万3000人増えた。今年は6月に横ばいとなった以外は前月比プラスを繰り返しているのだが、10月のプラス幅が速報値より多い3万9000人に改定となったことから、11月に伸び悩んだ。このカテゴリーにある一時雇用は5ヶ月連続アップ。また、2万2300人と前月の1万5800人(修正値)以上の増加だった。
教育が8200人と前月以上に増えた。医療の需要は底堅いながらも1万8700人と1月以降最小の前月比プラスだった。美術・娯楽・レクリエーションは1600人、ホテル・外食サービスが2万900人とそれぞれ前月より小幅の増加。
政府雇用は年初から8月を除いて連続の減少となり、また11月は7月以来の大幅ダウンだった。連邦政府で4000人のマイナス転落。州政府は5000人減ったが、前月の1万6000人から減少ペースは鈍化した。しかし、地方自治体で1万1000人と前月の5000人以上の落ち込み。
週間平均労働時間が3ヶ月連続で34.3時間となった。市場予想とも一致。時間あたり賃金が23.18ドルで、前月比0.09%下がった。市場の上昇予想に反して3ヶ月部のマイナス転落だ。前年比較だと1.96%高い。
Posted by 松 12/2/11 - 09:02



