2012年07月06日(金)
6月非農業雇用数は前月から8.0万人増加、予想下回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 12年6月 | 前月比 | 12年5月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 133088 | ↑80 | ↑77 | ↑100 | |
| 民間雇用数 | 111145 | ↑84 | ↑105 | ↑105 | |
| 週平均労働時間 | 34.5 | ↑0.1 | 34.4 | 34.4 | |
| 時間あたり賃金 | $23.50 | ↑0.26% | ↑0.17% | ↑0.2% |
米労働省が発表した6月の非農業雇用数は、前月比8万人増加した。市場予想を下回る。それでも、3ヶ月ぶりの大幅プラスである。なお、5月の増加数は速報で6万9000人だったのから7万7000人に上方改定となり、4月は6万8000人と従来推定の7万7000人より増加数が小さくなった。
2012年最初の6ヶ月間で雇用は90万2000人増加、月平均の増加数は約15万人となる。今年に入って4月まで平均20万を超える増加だったのから、5月に20万を割り込み、6月にはさらにペースがスローダウンした格好になる。
政府の4000人減少を差し引いた民間だけの雇用数は、8万4000人増えた。5月の増加数が8万2000人から10万5000人に改定となったため、6月は昨年8月以来の小幅プラスを更新だ。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用は、前月比1万3000人増となった。前月に昨年8月以来で減少に転じたのから回復。製造だけで1万1000人増加し、3ヶ月ぶりの大幅プラス。耐久財が1万4000人増え、やはり3ヶ月ぶりの大幅増加である。産業別では自動車および部品をはじめとする輸送機器、金属製品、機械の伸びが目立つ。一方、耐久財は3000人、3ヶ月連続減少した。アパレルや印刷関連、石油関連など前月からダウン。
建設雇用は2000人増えた。小幅ながらも、1月以来のプラス転換である。鉱業は前月比横ばいだった。
民間サービス業は7万1000人増えた。昨年8月以来の小幅増加。金融関連が昨年10月から増加基調を続けているが、6月の増加数は5000人と1月以降最も小さい。このうち、不動産・リースが200人と小幅ながらも今年初めての前月比マイナス。銀行・保険では5100人増え、前月からペースが速まった。医療は1万1400人増となり、昨年11月以来の小幅プラス。教育が9600人減少に転じた。
小売が5400人、3ヶ月ぶりに減少した。情報関連が8000人ダウン。3ヶ月ぶりの前月割れである。
プロフェッショナルサービスは4万7000人増加した。2月以来の大幅プラス。一時雇用は2万5200人増え、やはり4ヶ月ぶりの大きな増加数である。ホテル・外食サービスが1万4200人、3ヶ月ぶりの大きな前月比プラスだった。美術・レクリエーションは3ヶ月連続ダウンだが、4月と5月続けて1万以上落ち込んだのが、6月に1400人減少にとどまった。
政府雇用は4ヶ月連続ダウンとなったが、4-5月に比べて減少ペースはスローダウンした。連邦政府で7000人と前月より小幅マイナス。州政府での減少数は1000人で、一ヶ月前の1割にも満たない。さらに、地方自治体による雇用が4000人増加し、昨年8月らいの前月比プラスとなった。
週間平均労働時間は34.5時間だった。前月から0.1時間増加し、市場予想も上回った。時間あたり賃金は23.50ドルとなり、前月比0.26%上昇。市場が見越していたよりやや高い伸びである。賃金の前年からの伸び率は1.95%で、3ヶ月ぶりに大きい。
Posted by 松 7/6/12 - 08:44



