2012年08月03日(金)
7月非農業雇用数は前月から16.3万人増加、予想上回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 12年7月 | 前月比 | 12年6月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 133245 | ↑163 | ↑64 | ↑100 | |
| 民間雇用数 | 111317 | ↑172 | ↑73 | ↑105 | |
| 週平均労働時間 | 34.5 | →0.0 | 34.5 | 34.5 | |
| 時間あたり賃金 | $23.52 | ↑0.09% | ↑0.30% | ↑0.2% |
米労働省が発表した7月の非農業雇用数は、前月比で16万3000人増加した。2月以来の大幅プラスで、市場予想も上回った。6月の増加数は速報の8万人増から6万4000人増に下方改定となったが、5月は逆に従来推定の7万7000人増から8万7000人増に引き上げられた。
非農業部門雇用数は2012年に入って105万9000人増加し、月平均の増加数は約15万人となる。前月とペースはほぼ同じ。
政府の9000人減少を差し引いた民間だけの雇用数は、前月から17万2000人増えた。前月の2倍以上、2月以降最大の伸びとなる。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用は前月比2万4000人増となった。3月以来で2万人を超える増加だ。製造だけで2万5000人増加し、4ヶ月ぶりの大幅プラス。耐久財は2万4000人増え、やはり4ヶ月ぶりの大きな増加幅だった。耐久財で特に雇用改善が目立ったのが自動車および部品。1万2800人と昨年1月以降最大の増加を記録した。金属関連の需要も堅調。しかし、機械や半導体などは減少した。非耐久財は1000人増えた。プラスチック・ゴムや石油関連、食品などが増加した一方で、紙製品、印刷関連、テキスタイル製品といった産業は減少した。
建設雇用は1000人減少した。6月に1月以来で増加したのから、再びマイナスに転じた。鉱業は前月比横ばい。
民間サービス業は14万8000人と、2月以来の大幅増だった。小売が6700人増加し、3ヶ月ぶりの大きなプラス幅。情報関連では1万1000人の前月比プラスになり、これは昨年9月以降最大である。プロフェッショナルサービスは4万9000人と2月以来の大幅プラス。ただ、一時雇用は1万4100人増と、前月から増加ペースはスローダウンした。教育と医療は大きく改善した。
ホテル・外食サービスの雇用も前月以上のペースで進んだ。しかし、美術・レクリエーションは3800人ダウン。金融関連は前月から伸び悩み、1000人の増加にとどまった。不動産・リースは300人減少で、前月が上方改定されたのに伴い、7月に今年初めての前月比マイナスとなった。銀行・保険では1600人増えたが、前月の約半分のプラス幅となっている。
政府雇用の9000人減少は5ヶ月連続で、前月と同じマイナス幅だった。連邦政府で2000人とやはり前月と同幅の減少である。州政府では6000人減少に転じた。地方自治体による雇用が1000人と1月以来の小幅マイナスだった。
週間平均労働時間は34.5時間だった。前月比横ばいで、市場予想とも一致。時間あたり賃金は23.52ドルとなった。前月から0.09%上昇し、市場が見越していたより低い伸びである。賃金の前年からの伸び率は1.69%だった。
Posted by 松 8/3/12 - 09:00



