2012年08月10日(金)
IEA、世界石油需要見通しを前月から引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は10日に発表した月報で、2013年度の世界石油需要の初回見通しを発表、日量9,050万バレルと推定、前月から40万バレル下方修正した。世界経済成長見通しの引き下げが背景にある。2012年度は日量8,960万バレルと30万バレルの下方修正、旧ソ連邦、中国、中東などの見通しが引き下げられた。前年比では2013年が80万バレルの増加と、2012年の90万バレルから伸びが鈍化する格好となる。
7月の世界石油供給は日量9,070万バレルと前月から30万バレル増加、増加分の60%は非OPEC産油国の増産によるもの。前年比では260万バレルの増加となる。OPECの7月生産量は日量3,139万バレルと前月から7万バレル減少、イラン、アンゴラ、リビアの生産が落ち込んだ。OPECの生産余力は日量257万バレルとなっている。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は2012年7-9月期が日量3,100万バレルと、前月から僅かに引き下げ。2012年10-12月期から2013年10-12月期の平均は日量3,010万バレルと前月から40万バレル下方修正された。
製油所稼動は2012年7-9月期が日量7,550万バレルと前月の推定から30万バレル引き下げ、中国の需要鈍化や米国や日本の稼動停止が背景にある。4-6月期からは110万バレル増加するほか、前年同期も20万バレル上回っている。6月末時点でのOECD諸国の石油在庫は26億8,300万バレルと前月から550万バレル減少、過去5年平均を1,920万バレルを下回る水準にある。在庫は消費の57.8日分をカバー、5月に58.9日分だったのから減少した。速報データによると、7月末時点では前月から1,000万バレル在庫が増加したと見られている。
Posted by 松 8/10/12 - 07:58



