2012年08月10日(金)
USDA需給:コーン、大豆生産は予想以上の引き下げ、小麦引き上げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告
出所:米農務省、NY8:30発表、単位:100万ブッシェル、イールドはブッシェル/エーカー
| 小麦 | 12/13年 | 修正 | 市場予想 | 11/12年 | 修正 | 市場予想 |
| >イールド | 46.5 | ↑ 0.9 | - | 43.7 | →0.0 | - |
| >生産 | 2268 | ↑ 44 | - | 1999 | →0 | - |
| 期末在庫 | 698 | ↑ 34 | 681 | 743 | →0 | - |
| コーン | 12/13年 | 修正 | 市場予想 | 11/12年 | 修正 | 市場予想 |
| >イールド | 123.4 | ↓ 22.6 | 126.2 | 147.2 | →0.0 | - |
| >生産 | 10779 | ↓ 2191 | 10971 | 12358 | →0 | - |
| 期末在庫 | 650 | ↓ 533 | 651 | 1021 | ↑ 118 | 945 |
| 大豆 | 12/13年 | 修正 | 市場予想 | 11/12年 | 修正 | 市場予想 |
| >イールド | 36.1 | ↓ 4.4 | 37.2 | 41.5 | →0.0 | - |
| >生産 | 2692 | ↓ 358 | 2786 | 3056 | →0 | - |
| 期末在庫 | 115 | ↓ 15 | 115 | 145 | ↓ 25 | 157 |
米農務省(USDA)が発表した需給報告によると、12/13年度の米国内小麦需給見通しは生産が22億6,800万ブッシェルと前月から4,400万ブッシェルの引き上げとなった。前年比では13.5%の増加となる。イールドが1エーカー46.5ブッシェルと0.9ブッシェル引き上げられたのが背景にある。消費は24億4,300万ブッシェルと2,000万バレルの引き上げ、コーン需給逼迫の影響で、国内の飼料需要が2,000万ブッシェル引き上げられた。期末在庫は6億9,800万ブッシェルと前月から3,400万ブッシェルの引き上げ、市場予想を上回る弱気の内容となった。
12/13年度の米国内コーン需給は、生産が107億7,900万ブッシェルと、前月から21億9,100万ブッシェルの大幅引き下げとなった。今回初めて現地調査に基づいて出されたイールド推定が1エーカー123.4ブッシェルと、前月から22.6ブッシェル引き下げられたのが背景にあるほか、収穫面積も150万エーカー減少、干ばつ被害によって既に収穫をあきらめた農家が出てきたことが見て取れる。一方需要面でも価格上昇の影響が大きく出ており、総称肥料は112億2,500万ブッシェルと14億9,500万ブッシェルの引き下げ。このうち飼料需要は7億2,500万ブッシェル、エタノールは4億万ブッシェル、輸出も3億ブッシェルの引き下げとなった。11/12年度もエタノールが5,000万ブッシェル、輸出が5,000万ブッシェルそれぞれ引き下げられた。期末在庫は6億5,000万ブッシェルと5億3,300万ブッシェルの引き下げ、在庫率は5.79%にまで低下、いずれも95/96年度以来の低水準となった。生産とイールドは予想以上の引き下げとなったが、期末在庫はほぼ予想通りとなった。
12/13年度の米国内大豆需給は、生産が26億9,200万ブッシェルと前月から3億5,800万ブッシェルの大幅下方修正。イールドが1エーカー36.1ブッシェルと前月から4.4ブッシェル引き下げられたほか、収穫面積も70万エーカー引き下げられた。消費は27億4,200万ブッシェルと前月から3億6,300万ブッシェルの引き下げ、国内圧搾需要が9,500万ブッシェル、輸出が2億6,000万ブッシェルそれぞれ引き下げられた。一方11/12年度は圧搾が1,500万ブッシェル、輸出が1,000万ブッシェルの引き上げとなった。期末在庫は1億1,500万ブッシェルと、前月か1,500万ブッシェルの引き下げ、イールドや生産は予想を下回ったが、在庫は予想通りの内容となった。
Posted by 松 8/10/12 - 08:40



