2013年04月05日(金)
3月非農業雇用数は前月から8.8万人増加、予想大きく下回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 13年3月 | 前月比 | 13年2月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 135195 | ↑88 | ↑268 | ↑192 | |
| 民間雇用数 | 113330 | ↑95 | ↑254 | ↑210 | |
| 週平均労働時間 | 34.6 | ↑0.1 | 34.5 | 34.5 | |
| 時間あたり賃金 | $23.82 | ↑0.04% | ↑0.13% | ↑0.2% |
米労働省が発表した3月の非農業雇用数は前月から8万8000人増加となった。昨年6月以来の小幅プラスで、市場予想も大きく下回った。一方、2の増加数は23万6000人から26万8000人に上方修正。1月は14万8000人増で、これも従来推定の11万9000人から引き上げられた。2013年最初の3ヶ月間ではあわせて50万4000人増、1ヶ月あたりの平均は16万8000人増加で2012年の18万2750人に比べてペースが鈍っていることになる。
政府の7000人減少を差し引いた民間の雇用数は9万5000人増と、9ヶ月ぶりに小さい増加にとどまった。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用は1万6000人と6ヶ月連続で増加したが、増加幅は昨年10月以来の小幅なものにとどまった。資源・鉱業は1000人増と昨年12月から連続の増加となったが、増加幅はこの5ヶ月間で最小。建設業も1万8000人増と、5ヶ月ぶりの小幅増加にとどまった。
製造業だけでは3000人減少と、昨年9月以来の前月比マイナスとなった。耐久財は4000人増と昨年10月から増加基調を維持したが、昨年10月以来の小幅プラス。非耐久財は7000人、4ヶ月ぶりに減少した。減少で目立った産業はアパレルやテキスタイル、木製品、一方金属関連、機械、プラスチック・ゴムの雇用は増加した。
民間サービス業は7万9000人増と、昨年6月以降最小の増加幅となった。小売は2万4100人昨年6月以来で減少に転じ、昨年2月以来の大きな落ち込みとなった。金融関連も2000人減少で、マイナスとなったのは2011年9月以来。このうち、金融・保険が2100人減少で、2011年4月以降最大の落ち込み。不動産・リースは400人増と4ヶ月連続で増加したが、前月の8400人(修正値)に比べて著しくペースが鈍化した。
プロフェッショナルサービスは5万1000人増加、前月より小幅のプラスにとどまった。このカテゴリーに含まれる一時雇用は、2万300人増加、こちらもと、前月より小幅の伸び。娯楽関連では美術・エンタテイメントが5600人増と前月よりも伸びのペースが速まった一方、ホテル・外食サービスでは1万2200人と昨年6月以来の小幅増にとどまった。
政府雇用は、前月比で7000人の減少。2月は従来推定で1万人減少だったのから1万4000人増に改定となったが、3月に再びマイナス転落した格好になる。連邦政府は1万4000人減少、自治体は2000人と2ヶ月連続のマイナス。一方州政府は9000人増加した。
週間平均労働時間は34.6時間と前月から0.1時間増え、昨年2月以降最長となった。市場予想とは一致した。時間あたり賃金は23.82ドルで、前月比でほぼ横ばい、市場予想も下回った。前年同月比では1.79%上昇、昨年10月以来の低い伸びとなった。
Posted by 松 4/5/13 - 09:10



