2013年09月26日(木)
4-6月期GDP確定値2.48%増、改定値とほぼ変わらず
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 13年2Q | 改定値 | 13年1Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑2.48% | ↑2.52% | ↑1.15% | ↑2.6% | |
| 個人消費 | ↑1.81% | ↑1.76% | ↑2.26% | ||
| 国内投資 | ↑9.17% | ↑9.92% | ↑4.72% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑0.65% | ↑0.75% | ↑1.35% | ↑0.8% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↓0.12% | ↑0.03% | ↑1.08% | NA | |
| >>コア | ↑0.64% | ↑0.81% | ↑1.36% |
米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)確定値は前期比で2.48%の増加となった。伸び率は改定値の2.52%とほぼ変わらず、速報段階での1.67%を上回る。
経済の3分の2を占める個人消費支出は、前期から1.81%増加した。速報値の1.77%、改定値の1.76%に比べて若干高めの伸びである。耐久財が6.18%増え、改定値の6.09%増から引き上げ。しかし、速報値の6.51%には届かない。非耐久財は1.65%増加した。速報段階で2.00%増だったのからまず改定値で1.77%の増加に改定となり、さらに小幅ながらも下方修正となった。自動車および部品が0.94%減少し、改定値での0.84%以上のマイナス幅。エネルギー製品は速報および改定値で前引きプラスだったのが、確定値で0.88%減少になった。2四半期ぶりのマイナス転落にもなる。反面、家具は9.09%増加し、衣料品が6.00%増といずれも改定値より高い伸びで確定となった。食品は1.12%減少し、従来推定の1.36%減からやや修正。サービス消費は1.17%増となった。前期から伸びペースはスローダウンだが、速報値の0.94%や改定値の1.06%を上回る。
設備投資は4.66%増え、改定値の伸び率4.40%から引き上げとなった。速報での4.59%も上回る。建造物が17.63%、機器は9.38%それぞれ増加し、いずれも上方修正。一方、知的財産権は1.47%減少で、マイナス幅が改定値の0.90%より大きくなった。
在庫投資の増加幅は、626億ドルから566億ドルに下方修正となり、速報での567億ドルも若干下回った。この結果、GDPへの寄与度が改定値で0.59ポイントだったのから0.41ポイントに修正。
住宅投資は前期比で14.20増えた。2010年10-12月期から連続の増加で、また前期も上回る伸び。加えて、改定値の12.89%から引き上げで、速報値の13.35%以上の伸びでもある、
貿易収支で、赤字幅が4244億ドルとなった。速報の4513億ドルは下回るが、改定値の4220億ドルから上方修正。前期の4223億ドルから赤字拡大で確定した。輸出は7.96%増えた。2010年10-12月期以来の高い伸びだが、改定値の8.57%増から引き下げ。モノとサービスともに輸出拡大となるも、やはり伸び率はそれぞれ9.43%、4.88%と改定から下方修正となった。輸入は6.92%増加で、前期に比べてペースの速い伸びとなった。しかし、速報値の9.54%、また改定値の6.97%よりは小さいプラス幅に修正された。モノで7.49%、3-四半期ぶりに増加に転じ、しかも改定値の伸び率7.10%から上方修正。ただし、速報での9.80%を依然として下回る。サービスでは4.08%の増加になり、改定値の6.31%増から下方修正。速報での伸び率8.28%の約半分になった。また、修正によって前期から増加ペースが鈍った。
政府支出は0.40%の減少になり、マイナス幅が0.95%から改定となった。連邦政府の支出は1.56%で、これも改定値の1.63%よりマイナス幅が小さい。地方政府は0.39%増加と、改定の0.51%減少から引き上げで、この結果、4-四半期ぶりに前期を上回る格好となった。
物価に関しては、個人消費支出物価指数(PCE)が0.12%低下となった。従来推定の0.03%の上昇から下方修正で、この結果、2009年1-3月期以来の前期比マイナスに転じた。エネルギーと食品を除いたコア指数は0.64上昇し、伸び率が0.81%から引き下げである。
Posted by 直 9/26/13 - 09:06



