2014年05月15日(木)
IEA、世界石油需要見通しを前月から引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2014年度の世界石油需要を日量9,280万バレルと推定、前年比で132万バレル増加するとの見方を示した。前月に130万バレルの増加としていたのから上方修正で、2014年1-3月期の見通し引き上げが背景にある。
4月の世界石油生産は日量9,210万バレルと前月から70万バレル増加、うち半分ほどはOPECによるもので、前年比では82万バレルの増加となる。非OPEC産油国の生産は、2014年に前年比で180万バレル増加する。OPECの4月生産は日量2,990万バレルと前月から40.5万バレル増加、OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は、2014年後半が日量3,070万バレルと、これまでから14万バレル引き上げられた。
3月末時点でのOECD諸国の石油在庫は25億7,000万バレルと、前月から250万バレル減少、石油製品の急速な取り崩しが、原油などの積み増し分を上回った格好となった。速報データによると、4月末時点では前月から5,210万バレル増加。過去5年平均との比較では、3月末時点で1億1,000万バレル下回っていたのが、4月末には7,900万バレルに縮小する。
製油所稼動は、4月に日量7,540万バレルに減少、定期点検に伴う閉鎖や季節的な需要の減少によって、底打ちしたと見られている。今後は8月にかけて増加に転じることになる。2014年4-6月期の稼動は日量7,620万バレルで、1-3月期から40万バレル減少するとの見通しだ。
Posted by 松 5/15/14 - 07:28



