2014年06月11日(水)
14/15年度豪州小麦生産見通し、2458.8万トンに下方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は11日、四半期ごとのクロップレポートで2014/15年度の国内小麦生産が2458万8000トンになるとの見通しを発表した。前年から9.0%減少になり、また3月に見越していた2479万5000トンから引き下げ。全般に作付に適した状態にあるものの、主要生産地のニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州の一角で土壌水分が低いことを指摘した。
2014/15年度の小麦作付は前年比2.4%増の1383万7000ヘクタールになる見通しを示した。作付は3ヶ月前の予測の1364万2000ヘクタールから上方修正でもある。増反予想でありながら、生産を前年割れと見通すのは、小麦を含めて冬作物全般にウェスタンオーストラリア州とサウスオーストラリア州のイールドが前年度の記録的な水準から下がるとの見方が背景にあるという。
ABARESはこのほか、8月までのエルニーニョ現象発生確率を70%とする同国気象局の見通しに触れ、過去の経験からエルニーニョによる農作物への影響の可能性を示した。ただ、インパクトが一定していることはなく、予想し難いと指摘した。過去30年間のエルニーニョ現象が起きた中で影響が限られたことも何度かあったといい、冬作物の生産はエルニーニョの勢い、降雨のタイミング次第との見方を示した。
Posted by 直 6/11/14 - 08:52



