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2014年06月27日(金)

原油:少なくとも来週一杯は、売りの流れに逆らべきでない
  [場況]

- 始値 - - 高値 - - 安値 - - 終値 - - 前日比 -
NYMEX:WTI原油 8月限 105.64 106.19 105.33 105.74 ↓ 0.10
NYMEX:WTI原油 9月限 104.85 105.45 104.64 105.04 ↓ 0.07
NYMEX:RBOBガソリン 7月限 3.0866 3.1086 3.0817 3.0988 ↑ 0.0132
NYMEX:暖房油 7月限 3.0120 3.0259 2.9961 2.9976 ↓ 0.0162
ICE-EU:ブレント原油 8月限 113.07 113.71 112.90 113.30 ↑ 0.09
OPECバスケット (6/26) 109.39 ↓ 0.24

NY原油は小幅続落。午前中にはガソリンお上昇につれて買いが先行する場面も見られたが、その後は週末を前にしたポジション整理の売りが相場を主導、上値の重い展開が続いた。8月限は夜間取引では買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移となった。通常取引開始後は106ドル台まで値を切り上げての推移となったものの、中盤にまとまった売りが出ると、105ドル台前半まで一気に下げ幅を拡大。その後は再び買いが優勢となったものの、前日終値近辺まで値を戻すのが精一杯だった。

NY石油製品はガソリンが反発する一方、暖房油は続落。相場は朝方にかけてガソリン中心に買い意欲が強まる場面が見られたものの、早々に息切れ。中盤にかけては株価の下落が嫌気される中、ポジション整理の売りに大きく押し戻された。午後からは値動きも一服、ガソリンはややプラス圏に入ったあたりでの推移が続いたが、暖房油はマイナス圏まで大きく値を下げた。

目先は来週木曜の6月雇用統計発表を前に、米景気の先行き不透明感が強まる中、ポジション整理の売りに押される軟調な展開が続くと予想する。これまでの上昇は、基本的に米景気がしっかりと回復する中で、需要が好調な水準を維持するとの期待が支えとなる中で買いが集まってきたことによるものだ。

先のFOMCでFRBが経済成長見通しを引き下げたほか、GDPや耐久財受注といった経済指標に弱気のサプライズが相次いだことで、米景気の先行きに不透明感が出てきた今の状況では、ひとまずポジションを整理しておこうとする向きからの売りが出てきても、何ら不思議ではないだろう。中長期的には年後半に向けて世界市場で需給が逼迫するとの見通しは出る中で、堅調な展開が続くと予想するが、少なくとも来週一杯は、売りの流れに逆らべきではないだろう。

今日の材料

・ 米国内で稼動中のリグ(掘削機)は1,873基と前週から15基増加
・ 6月ロイター/ミシガン大消費者指数は82.5に上方修正、予想も上回る

Posted by 松    6/27/14 - 16:59 

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