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2015年01月16日(金)

IEA、2015年の世界石油需要を前年比90万バレル増で据え置き
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は16日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比では90万バレルの増加になるとの見通しを示した、前月から据え置きとなる。10-12月期の需要は前年比でわずか60万バレルの増加、価格下落にも関わらず、需要が伸び悩んでいることが見て取れる。

2015年の非OPEC産油国の生産の伸びは前年比で95万バレルと、前月から35万バレルの引き下げとなった。価格の急落が背景にある。カナダの生産は9.5万バレル、米国は8.0万バレルの増加にとどまる見通しだ。12月のOPECの生産量は日量3,048万バレルと前月から8万バレル増加、リビアの生産が落ち込んだもののイラクの生産が大幅に増加、35年来の高水準となった。非OPEC産油国の見通し引き下げによって、015年4-6月期のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量2,980万バレルと、日量3,000万バレルのOPEC生産枠をわずかに下回る水準まで引き上げられた。

11月末時点でのOECD諸国の石油在庫は26億9,700万バレルと、前月から8,700万バレル減少した。OECD諸国の製油所稼働率が引き上げられたことを受け、原油の在庫が減少する一方石油製品在庫は増加した。速報データによると、12月末時点での在庫は前月から1,250万バレル増加。過去5年平均上回る量はさらに拡大、2010年8月以来の水準となった。

製油所稼動は、12月に日量7,890万バレルと過去最高を更新。10-12月期の見通しも7,820万バレルに引き上げられた。2015年1-3月期には季節的な傾向から日量7,780万バレルまで減少。石油製品在庫の積み上がりや精製マージンの低下、需要の減少やメンテナンスの増加が背景にあるという。

Posted by 松    1/16/15 - 07:44 

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