2015年07月10日(金)
IEA、今年度の世界石油需要の伸びを20万バレル引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は10日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比で120万バレル増加すると推定、前月の140万バレルから20万バレル引き下げた。2015年1-3月期は180万バレル増加したが、4-6月以降は2016年にかけて伸び悩みが続くという。
6月の世界石油生産は日量9,660バレルと、前月から55万バレル増加した。OPEC、非OPEC諸国がともに生産を増やしたという。2014年度の生産の伸びは日量310万バレルで、そのうちOPECの像散文が60%を占めている。2016年には石油価格低迷による投資の伸び悩みが重石となり、生産の増加も止まるとの見方を示した。OPECの6月石油生産は日量3,170万バレルと、前月から34万バレル増加、3年ぶりの高水準を記録した。イラクやサウジアラビア、UAEの生産が過去最高を更新、前年を150万バレル上回っている。2016年のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量3,030万バレルと、前年から100万バレル増加する見通しとなった。
5月末時点でのOECD諸国の石油在庫は28億7,600万バレルと、前月から3,800万バレル増加、過去最高を記録した。在庫は消費の30.7日分をカバーしている。製油製品の在庫は、ここ4年間で最高の水準まで積み増しが進んだ。世界市場における需給バランスを考えれば、4-6月期の在庫は日量330万バレルという驚くべきペースで積み増しが進む可能性があるとした。
製油所稼動は、精製マージンの拡大によって当初の予想以上に強く、4-6月期は日量7,870万バレルに上方修正された。7-9月期には、更に日量70万バレルの増加が見込まれている。
Posted by 松 7/10/15 - 07:53



