2016年07月21日(木)
FX:円全面高、日銀総裁の量的緩和否定発言や株安で買い集まる
[場況]
ドル/円:105.82、ユーロ/ドル:1.1025、ユーロ/円:116.66 (NY17:00)
為替は円全面高の展開。日銀の黒田総裁が、新たな量的緩和の導入に否定的な発言をしたことを受け、円に大きく買い戻しが集まった。株価の下落を受けて安全資産としての円に対する需要が強まったことも、下支えとなった。ドル/円は東京では107円台前半のレンジ内でもみ合う展開、ロンドンに入るとやや上値が重くなり、107円を割り込んでの推移となった。その後黒田総裁発言が伝わると、105円台半ばまで急落。その後買い戻しが入り、NY朝には106円台前辺まで値を戻したものの、流れを変えるには至らず。中盤以降は株価の下落が重石となる中で再び売りが優勢となり、105円台後半まで値を下げた。
ユーロ/ドルは東京からロンドンにかけて1.10ドル台前半のレンジ内での小動き。東京午後にはやや買いが優勢となったが、その後売りに押し戻された。NY朝にはECB理事会で政策の据え置きが決定されたことから1.10ドル台半ばまで買い進まれたものの、その後ドラギ総裁の会見が始まると、更なる緩和余地があることを示唆したことが嫌気される格好で1.10ドルを割り込むまで値を崩した。午後からは値動きも落ち着き、1.10ドルをやや上回ったあたりでの推移となった。ユーロ/円は東京では118円をやや上回ったあたりでもみ合う展開。ロンドンに入るとやや売りが優勢、黒田総裁の発言が伝わると116円割れをうかがう水準まで一気に値を崩した。NY朝には117円台前半まで値を回復したが、その後は株価の下落に連れて再び売りが優勢、午後には116円台半ばで値動きも落ち着いた。
Posted by 松 7/21/16 - 17:37



